上海调整最低工资标准
来源:上海市人力资源和社会保障局
中文版:
一、月最低工资标准从960元调整为1120元。下列项目不作为月最低工资的组成部分,单位应按规定另行支付:
(一)个人依法缴纳的社会保险费和住房公积金。
(二)延长法定工作时间的工资。
(三)中班、夜班、高温、低温、井下、有毒有害等特殊工作环境、条件下的津贴。
(四)伙食补贴(饭贴)、上下班交通费补贴、住房补贴。
二、非全日制小时最低工资标准从8元调整为9元。小时最低工资标准不包括个人和单位依法缴纳的社会保险费,相关社会保险费单位应按规定另行支付。
日文版:
上海市人力資源及び社会保障局は、近頃、上海の新たな最低賃金を正式に発表した。それによると、市の最低賃金はこれまでの960元/月から1120元/月へと11.7%上昇し、非全日制従業員(1日4時間、1週24時間以内の労働)の最低時給も8元から9元に調整され、すべての職場で4月1日から適用される。なお、社会保険や住宅積立金、残業代、手当などは、この最低賃金に含まれず、企業は規定に従い、別途支払わなければならない。因みに、この時期、他地域でも同様の引き上げが行われ、たとえば、広州市では19.8%アップの1,030元/月、広東省全体では21.1%アップ、杭州市区では、960元/月が1,100元/月となる。
上海市の今回の改訂は、1993年に最低賃金制度が初めて施行されて以来、17回目になり、今後も継続されていく。その結果、多くのワーカーを雇用している日系企業にとって、労働分配率が上昇し、人件費によるコスト圧迫が強まってきて、「中国の人件費は安い」というイメージは徐々に変化してきている。
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